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2007年 アーカイブ

2007年11月12日

「角館・冬のイルミネーション(仮称)」

 お晩です。20年ぶりです。

 角館の冬の町にもイルミネーションがあったらいいのにな。その想いで「角館・冬のイルミネーション(仮称)」プロジェクトはスタートしました。
 スタートしたといっても、決まった手続きがあるわけでもなく、試行錯誤で色んな人に話をしながら輪を広げていって自然にスタートしたといった感じです。まだまだ試行錯誤が続くと思いますが、なんとか師走の町にイルミネーションの灯りをともすべく頑張ります。みなさんのご支援宜しくお願い致します。

 このブログでは、プロジェクトの進行状況をリアルタイムにお届けしてゆきます。このイベントは町のみんなでいっしょに作り上げていきたいと思っていますので、状況をみんなと共有することも大切なことだと思っています。

 せば、まず。

今日は、結構人に会いました

 午前中「角館・冬のイルミネーション」の名刺を作った。

 かっこいいでしょ。
 今、実行委員を募集しています。実行委員になるとこのかっこいい名刺が洩れなくもらえます。

 さて、今日は結構人と会った。
 昼に、商工会青年部の方達に会って話をした。イルミネーションには賛成してもらえたものの、組織として動くには時間が必要とのこと。週末に返事をもらうことになった。

 その後、商工会に伺ってMさんと話をした。
 先ず、実行委員会のメンバーを揃えて役割分担をして進めた方がよいのではというアドバイスをもらった。確かにそれはそう思う。商工会さんから後援してもらうことはできそうなので、メンバーを揃えてからお願いすることにしようと思う。

 その足で、立町商店会のKさんを訪ね、実行委員会のメンバーになって頂けないかお願いをし快諾して頂く。これで3名体制になった。また明日人に会ってメンバーになって頂けないかお願いをするつもり。

 市の都市整備課に、樹木へイルミネーションを飾り付ける事について交渉に行くつもりだったが、後援をもらってから行く事にする。

2007年11月13日

段取りがちょっと見えてきたかな

 これからやるべき段取りがだんだん見えてきた(ような気がする)。
 まず、実行委員会のメンバーを募って、長を定め、実行組織としての体裁を整える。
 それをもって商工会さん、商店会さんなどの団体から後援してもらえるよう依頼する。
 後援を頂いたら、それをもって市の商工課さんへ市から後援してもらえるよう依頼する。
 市から後援がもらえたら、寄付の案内に後援者の方々の名前を記載し寄付のお願いをはじめる。また、都市整備課さんとポケットパークの使用方法について話を進める。

 一段一段、段階を踏んで進めていくわけね。
 コンピュータの起動処理を「ブートストラップ」と言うのだが、それに似ている。ブートストラップでは、先ず小さなプログラムをディスクからメモリに読み込んで実行する。そのプログラムが次のより大きなプログラムのための環境を整え、次のプログラムをメモリに読み込んでバトンタッチする。そしてさらに... と続けて最終的にOS(基本ソフト)が立ち上がる。なんか似てるっしょ。

 しかし、これらとは別にやらなければならない作業もある。
 イルミネーションのデザインの検討、購入。開催期間や、時間などイベントの内容の検討。ネット上にサイトを作ったり、寄付の案内を作ったり... あっ、会場に設置する募金箱も用意しなくっちゃいけないな。細かな作業はいろいろある。昨日商店会のKさんも言っていたけど走りながらやらねばなるまい。

 今日は、トライアングル会長のIさんと会った。トライアングルさんと話す機会を設けてくれるとのことで11/22に決まる。
 それからトライアングルの副会長のSさんと会って話をした。トライアングルさんは慣れているということもあるかもれいないが積極的。

 明日は商店会さん達の歳末の売り出しの会合で、イルミネーションの説明をさせてもらうことになっている。将来このイルミネーションの活動が広がって、町中の商店の店先に小さくてもいいから個性的なイルミネーションが飾られたら素晴らしいよね。

 せば、まず。

2007年11月15日

商店会さんの会合で説明

 ウェ~、呑みすぎた~

 昨日商店会の歳末売り出しの会合でイルミネーションの話をさせてもらって、その後2軒はしごして久しぶりに呑み過ぎてしまった。
 呑みの席での話の中心は、NTT跡地に造る建物の話でした。なので、イルミネーションの話はあんまりできなかったのはちょっと残念だったけど、いろんな人から町の話が聞けてよかった。結構熱い人もいた。

 S君が実行委員にに入ってくれたので、これでようやく4名になった。日時を調整して初会合を開こう。

「秋田港シャイニング計画」

 今日(11/15)のさきがけ新聞の20面にセリオンをイルミネーションで飾る「秋田港シャイニング計画」の記事があった。
 県貿易が中心となって結成した実行委員会が企画したもので、12/1から2/15までを予定しているとのこと。で、費用の一部を市民の募金で賄うそうで市民に協力を呼びかけているのだがその内容が興味深い。
 募金は一口千円で、協力者には土崎港の曳山まつりや、竿灯の音入りポストカード1枚と、セリオン展望レストランのペアドリンク無料券をプレゼントしてくれるとのこと。法人の場合は一口五千円以上で、協力してくれた法人には法人の名前が入ったクリスマスリースを期間中セリオン内に飾ってくれるらしい。
 募金してくれた人に何かプレゼントするというアイデアは私も持っていた。今年のお祭りの写真を使って18枚組みのカードを作って、それを売りイルミネーションの購入費用にあてようかと考えていたんだけど、作る手間がかかるのと、それにお金をかけるよりLEDを1個でも多く買った方がいいのではないかと思って二の足を踏んでいたんだよね。

 それにしても、音入りポストカードと、ペアドリンクの原価だけでも数百円かかるんじゃないだろうか? それでも、そのことによって募金してくれる人が増えて総額が増えればいいという判断か。ペアドリンク券を使うためにはセリオンに来なければならないし、その際他のものも注文するだろうからペイするって考えだよね。う~ん。
 
 大いに検討する必要がありそうである。

2007年11月16日

実行委員5名体制になる

 市の都市整備課さんにTel。ポケットパークの利用申請は来週後半に提出してもらえればよいとのこと。

 Hさんに実行委員になってもらえないかお願いし快諾頂く。これで5名体制になった。月曜日(19日)に実行委員会の最初の会合が開けそうだ。

 どのような形でみなさんから寄付を頂くかが喫緊の課題。

2007年11月18日

O草苑さんから、リースの作り方を聞く

今日はO草苑さんにうかがってリースの作りかたや、壁面に飾るアレンジメントなどについて聞いた。

 なんのアポもなく、突然うかがったのだが親切に教えて頂きました。ありがとうございました。

 その後、ホームセンターに行ってリースの素材を買って、実際に作ってみる。なかなかいい感じじゃないっすか? 買って失敗した素材もあったが、こういうことを繰り返していけばなんとかできそうな気がする。

イルミネーションをお試し購入

 イルミネーションの価格なんですが、角館近辺の店で買うとLED1個あたり50円ぐらいだが、ネットショップで買うと安いところだと30円ぐらいのことろもある。ところがネットオークションで買うとこれがLED1個で10円を切るようなところもあって断然安いのだ。
 但し、どのような品物なのかは、手元に配送されるまでわからないので大量に発注するのは恐い。
 そこで、今日お試しの意味でイルミネーションを2本「希望落札価格「」で買った。200球の白と、青の2本。
 200球で、1450円だから1個あたり10円しない。さてどんなものがきますやら。


 写真はワンダーモールのクリスマスツリー。結構でかい。


2007年11月20日

第一回の実行委員会のミーティング

 昨日、第一回の実行委員会のミーティングがあって、次のことが決められた。

 期間:12月8日(土)~1月6日(日)
 名称:「角館・冬のイルミネーション」
 代表は、私田口がやらさせて頂くことになった。
 また寄付は、法人・商店を区別せずに1口5千円をお願いすることにし、協力して頂いた法人、商店の名前を書いたリースを会場に展示することになった。

 そして、調整がつけば12/22日(土)にクリスマスコンサートを行ったらどうかという話になった。私もやりたかったんだけど、時期的に難しいと踏んでいた。ホントにやんのかな?

 今日は、プラザの100均で、リースの部材を買ってくる。結構クリスマスの飾り付けが沢山あったよ。

2007年11月21日

リースの写真を撮る

 寄付をお願いにあがる際に持っていく趣意書に掲載するリースの写真を撮った。

 随分遅れてしまった。すいません。
 本当は、もう少しクリスマスっぽくないデザインにしたかったんだけど、時間切れでした。

 リースって、wreathって綴るらしいんだけど、通常は常緑樹で作られ、生命の力を象徴するものなんだって。

2007年11月24日

広小路でもイルミネーションをはじめたそうです

 23日付けのさきがけ新聞に秋田市の広小路にイルミネーションが点灯した記事が載っていました。
 広小路の両側約600メートルの街路樹やアーケードに約9000個のLEDを取り付けたそうです。

 駅の東西を地下で結ぶ秋田中央道路が開通し、市広小路商店街振興組合では「商店街への影響も懸念される中、イルミネーションをきっかけに多くの市民に足を運んでもらいたい」とのことで今年はじめて実施したそうです。
 年末商戦を盛り上げるため、来年1月末まで、午後4時半から同11時まで点灯するとのこと。

 イルミネーションをはじめる街が増えてきましたね。

寄付を頂いた企業さんや、商店さんへ

 このイベントはボランティアによって行われているので与えられた予算はまったくありません。
 皆さんからご厚志を頂き、それを資金としてイルミネーションなどの購入に当てることになるのですが、寄付を頂いた企業さんや、商店さんに対して、お礼に企業名、商店名を会場に掲示させて頂くことになっています。
 それに加えて、その企業さんや、商店さんの受付カウンターや、レジの脇に置ける何かがあったらいいねっていう話もあって、何かいいものはないかなぁと物色中です。
 受付カウンターや、レジの脇にミニツリーのようなものを置いて頂き、その横に「当社は、“角館・冬のイルミネーション”を応援しています。」と書いたカードを置いて頂ければ、イルミネーションに協力していることが、来社(来店)した人に直ぐにわかるし、来社(来店)した人へのイルミネーションの宣伝にもなるというわけです。

2007年11月27日

市役所への申請

 26日(月)に、市役所の都市整備課へポケットパークの使用申請を提出した。
 
 ポケットパークの真ん中にあるやまぼうしの木の冬囲いができないという問題は、作業を委託しているシルバー人材センターと直接話をして調整してよいとのこと。シルバー人材センターに連絡をしたところ、作業時期をずらすのは構わないとのことだったが、除雪の雪が溜まると作業ができなくなるとのことで、その対策が必要。実行委員会で協議して後日連絡する事にする。

2007年11月28日

商工会への後援のお願いをしました

 商工会さんへ後援のお願いをした。
 作った文章を見てもらって、問題箇所を修整した上で正式に提出しようと考えていたが、見て頂いたところそのまま受取って頂けた。よかった。

 本当は、今日第3回のミーティングを行う予定だったんだけど、私がメールのアドレスを間違ってしまいメンバーに案内が届いていなかった。仕切り直し。すいません。

2007年12月05日

いろいろ決まってきました

 久しぶりの更新ですが、この間にいろいろなことが決まってきました。

 まず、期日ですがスタート日が1週間後ろに伸びて12月15日(土)スタートになりました。いろんな点で準備不足だったようです。

 それから今年のイルミネーションの飾りつけのデザインが固まりました。
 これも、色んな要因があってなかなか固めることができなかったのですがこんな形になりました。
 イルミネーションイメージ
 小店の柱を使って20本の光のオブジェクトを並べます。どう?
 絵では、青と、白の柱が交互に並んでいますが、青と、白を混ぜたものを20本並べた方がきれいかもしれません。実際にやってみて決めます。

 それと、寄付の要綱が固まりました。企業さん、商店さんに一口5千円で寄付をお願いすることになりました。加えて会場に募金箱を設置します。

 皆さんのご協力を一つ宜しくお願い致します!

2007年12月06日

早1ヶ月

 最初にイルミネーションをやるぞと言って活動を始めたのが11月のはじめだから、もう1ヶ月が過ぎた。
 ようやく寄付集めができるところまでやってきたが、振り返ってみるに進みがとても遅かった。どこに問題があったのだろうか? 振り返って一度きちんと整理しなければならない。

 さて、明日のミーティングで寄付集めの詳細を詰めてGo!だ。

2007年12月08日

樹木への飾りつけ

 樹木への飾りつけは今年は見送ることになりそうです。

 今年は、積雪が早く、ポケットパーク脇にも除雪車が置いていった雪が積まれた状態になりました。
 週間天気予報を見ると、雪が続くようですので、飾り付けたとしても、直ぐに撤去しなければならない可能性が大です。樹木への飾りつけは作業負荷の大きな仕事ですので、今年は見送ることになりそうです。

 ちょうど2つの小店の真ん中でシンボル的な存在だったので見送る事になるのは残念ですが、天候には敵いません。

2007年12月10日

いろんな形

 イルミネーションの飾り付けをどうするか考えています。

 基本方針は決まっています。
・小店の道路側の柱を使うこと。
・柱に巻かずに、貼り付けるようにすること。
・小店のアーチの曲線を生かしたデザインにすること。

 ただ、同じような形がずらっと並ぶことになりますので、今ひとつ単調かなと思っています。
 今日いろいろやってみているうちに、一工夫すると単調さが無くなる方法を見つけました。どんな風になるかはフタを開けてのお楽しみ。

2007年12月17日

12/15イルミネーションスタート

 なんとか、かんとか12/15 17:00に間に合わせることができました。

DSC_7370.jpg

 もうほんとにバタバタで、滑り込みセーフって感じ。
 飾り付けを手伝ってくれた柏谷さん、尾形さん本当にありがとうございました。手伝ってもらわなかったら間に合わなかったよ。

 それから点灯式の際に聖しこの夜の指揮をして下さった田村先生、合唱団の皆さんありがとうございました。突然のお願いで大変失礼しました。来年は、計画の時点からご相談をして進めていきたいと思っています。

 司会の坂本さんにも突然のお願いで、スケジュール調整して来てもらったらのに、マイクもなくてすいませんでした。来年はちゃんと用意しておきます。

 八田さん、差し入れありがとうございました。プレゼントに貼る可愛いシールまで作って頂いて、なにかとお世話になってます。


 なんとか予定通り灯を燈して点灯式を行うことができたけど、いろんな人に助けてもらって実現した点灯式でした。深謝。

 みなさまに幸あれ。

2007年12月20日

白と青

 夕方、イルミネーションの写真を撮ってきました。

P1010097.jpg

 濡れた路面にLEDの光が反射していい感じでしょ?

 今年購入したイルミネーションは、白と、青。
 白と、青は去年あたりからの流行なのです。いままでイルミネーションというと赤とか、オレンジといった暖色系が多かったのですが、科学の進歩によって白や、青が出てきたのです。

 そいういうわけで今年は流行にのっかって白と、青なのですが、来年は色もデザインもガラっと変えます。再来年もまた変えます。そうやって「今年はどんなのやってるのかな?」って毎年見にきてもらえるようにしたいと思っています。

2007年12月23日

バージョンアップしました

 立町側の小店のイルミネーションをバージョンアップしました。写真は未だ撮っていないのでまた後日紹介します。

 小店の中の方にもサンタさんとか、雪だるまのイルミネーションを飾り付けました。12/15に行った点灯式の写真も掲示しました。是非ご覧下さい。

 今日午後からバージョンアップ作業をしていたのですが、結構通る人が声をかけてくれます。
 お母さん方は、「きれいだんしな」、「ご苦労さんだんし」とか言ってくれます。あの場所は観光で来たカップルも結構通る場所だということが分かったんですが、ハートの前で「写真撮って下さい」というカップルさんもおられましたですね。
 そうやって、声をかけたり、楽しんでくれているのが伝わってくるとやっぱ嬉しいもんです。

 何故だかハートに人気があるみたいなんだけど、ハートの発案者は尾形なんだよな。「やるな、尾形」。
 というわけで、明日下の写真のハートを追加設置します。青いLEDのイルミネーションには青いモールを、白いLEDのイルミネーションには銀色のモールを巻いてみました。
 請うご期待。

P1010117.jpg

2007年12月24日

バージョンアップしたイルミネーションの写真

 メリークリスマス!
 新しいバージョンもうご覧頂いたでしょうか?

 23日に立町側の小店をバージョンアップしました。柱に一つのオブジェクトという形だったものを横に帯にしてつなげる形に変えました。

 昨日、サンタさんや、雪だるまの飾りも追加しました。
 
P1010123.jpg


 そして、今日また更に立町側の小店に小さなハートを2つ追加しました。

P1010122b.jpg

 今日、9時ごろ写真を撮りに行ったら小さなお子さんを二人連れたお母さんが見に来ていました。初年度なのでまだまだ拙いものだと思うのですが、どのように感じていただけているのでしょう。

 23日、24日とイルミネーションを追加しまして、当初4,500個だったLEDが、5,000個になりました(LEDではない電球も含めて)。

 さぁ、枕元に靴下を置いて寝よっと。

2007年12月26日

また、写真を撮ってきました

 昨日撮った写真は露出過多だったので、今晩もう一回チャレンジしてきました。

P1010134.jpg

 こんどはなかなかうまく撮れたでしょう(笑)

 イルミネーションの写真をうまく撮るのってなかなか難しいです。周りの明るさに合わせるとイルミネーションが明るくなりすぎちゃう。何枚か露出時間の異なるパターンで撮るのがいいみたいです。

2007年12月29日

今朝は風が強かった

 今朝起きたら風がかなり強かった。点灯式の写真を掲示した板が飛ばされてやしないか心配になったので朝食をとってから早速会場に向かう。
 会場に付いた時分には風も収まってきていて、写真を掲示した板もなんともなってなかったのでホッとひと安心。

 イルミネーションを手直ししていると、広告の取り付けにきがたさんが来られた。ちょっと立ち話。広告の掲示枠も見事に埋まった。協賛頂いた皆さんありがとうございました。

 さて、インターネットで各地のイルミネーションを紹介しているいくつかのサイトに「角館・冬のイルミネーション」の掲載依頼をお願いした。年末にも関わらず早速掲載して頂いたところがあるので紹介します。

 JR東日本の「えきねっと」
 Yahoo!地域情報


 それにしても今日は雨である。暮れもおしせまった師走とは思えないような暖かい日が続いている。このまま春が着てくれたらなんぼかいいだろう。

2007年12月31日

春はもうそこまで来ている

 全国各地で冬になるとイルミネーションの飾り付けが行われるようになりましたが、何故“冬”なのでしょう?
 これはクリスマスとの関連もありますが、冬は日暮れが早くてイルミネーションを見てもらう時間が長くとれるということも理由の一つだと思います。

 さて、一年で一番昼の時間が短いのは冬至だということは皆さんご存知だと思いますが、実は日が沈む時刻が最も早いのは冬至の12/22ではなく12/8ごろなのです。今年の秋田市における12/8の日の入りの時刻は16:15ですが、冬至の日の入りの時刻は16:19でした。12/8を過ぎると昼はもう後ろに長くなりはじめるです。
 逆に日の出は冬至を過ぎても遅くなり続けます。冬至の日の出時刻は6:57ですが、一番日の出が遅い1/6頃には7:01分にならないとお日様は昇ってきません。日の出が一番遅い日と、日の入りが一番早い日は一致しておらず、両者の間が一番短いのが冬至なんですな。フムフム

 今日(12/31)は、冬至に比べると昼の時間が2分ほど長くなっているのですが、日が沈む時刻は12/8に比べてもう9分も遅くなっているのです。そしてもう少し経って1/6を過ぎれば夜明けもだんだんと早くなりはじめます。

 これから本格的な冬を迎えますが、確実に春に向かって進んで行っているわけです。

2008年01月01日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

 今日から2008年です。今日、サンタさんや点灯式の写真を掲示していた部分の飾り付けを“2008”の文字に変えました。ちょっといびつだけど(笑)

DSC_7485.jpg

 聞くところによると今日は武家屋敷の辺りに結構観光客の方達が来られていたららしいですね。正月ぐらいは静かに家で過ごすという習慣も変わってきているようです。

 さて、今日新しい飾り付けをしたので、ちゃんと点灯しているか夕方チェックしに行ったら、道の反対側から熱心にイルミネーションの写真を撮っている人がいました。地元の人だろうと思って聞いてみたら今日新幹線で東京から来られたとのこと。
 若い男性の方でしたがイルミネーションを見て「きれいですね」と褒めて下さいました。言葉の感じからして必ずしもお世辞ではないようでした。東京のあちこちの繁華街には見事なイルミネーションがあるのに、角館のイルミネーションを見てきれいだと言ってもらえる。これはなんだろうと考えてみました。
 今日は新雪が降り積もった上に天気がよかったのですが、そのピーンと張り詰めた空気の中で静かに光を放つイルミネーションというのは東京では見られない光景だからではないかと。
 角館でイルミネーションをやっても東京からわざわざ見にくる人はいないと考えていましたが、この地域の風土に合った、この地域ならではの風景ならばイルミネーションの盛んな都市からも観光に来てもらえるのかもしれません。

 その後で、今度ははカップルから写真を撮ってくれと頼まれました。地元だということでしたが、ほんとにここはカップルがよく通ります。ハートの脇が撮影ポイントです。

DSC_7489.jpg

2008年01月04日

「槻の木光のファンタジー」

 今日は、横手市浅舞の「槻の木光のファンタジー」を見学して来ました。参考になる点がいくつかありましたが、先ずは写真をどうぞ。(どの写真もクリックすると拡大します)

 県指定天然記念物の「槻の木」と呼ばれる樹齢約500年のケヤキの木の上に足場を組み上げて、40mの高さのツリーを作っています。次の写真が日暮れに撮った写真ですが、建設現場で使われる足場が木の周りと、上に見えています。
 先ず土台となる足場を木の周りにぐるりと組上げ、その上に一本の足場を組上げています。倒れないように足場から斜めのパイプで支えていますがよくこれだけの高さに組み上げたものです。

 場所は、現在の横手市役所平鹿地域局の直ぐ近くです。そこの駐車場から撮った写真が下の写真です。5時ぐらいに点灯しました。消灯は10時だそうです。遠くからみるとそれほど大きくみえませんが、小さく写っている足場の大きさを考えるとかなりの高さです。

 ケヤキの木の道路をはさんで浅舞感恩講保育園があり、また直ぐ脇には沼があって場所的にはよいところでした。横手の繁華街からは車で15分ぐらいでしょうか。

 真下から見上げたところ。イルミネーションはLEDではなく直径4cmぐらいの電球です。これがチカチカと瞬きます。全部で12本のロープを垂らし、そこに電線を沿わせていますが、ちょっと灯りの密度が少ない気はしました。

 沼に架かる小橋の上から撮ったところ。
 沼の脇にはカラフルなツリー状のオブジェクトが2本設置されています。槻の木と、この2本のオブジェクトが主たる構成要素で、あとは塀と槻の木の足元に若干飾りつけがある程度です。電球の数は今年の角館と同様5,000個とのことですが非常にシンプルです。

 2本のツリーは沼の直ぐ脇にあるので、沼の水面に写ってきれいでした。

 さて、角館のイルミネーションにも参考になると感じた点が何点かあります。

■Only One.ここでしか見れない
 40mもの高さ、そして水面に映る灯り。全国にイルミネーション数ありと言えども、これはここでしか見れないOnly Oneの個性です。他では真似しようがありません。
 今年、秋田市や、能代市でもイルミネーションの活動がいくつか始まり、活動が活発になってきました。来年は他の町でもイルミネーションを始める所がでてくるでしょう。数が増えてくると他所では見られない特徴がないと足を運んでもらうのが難しくなってきます。ましてや大きな町でやるものには規模で敵いません。今年能代で始まったイルミネーションの予算は角館の10倍でした。
 角館のイルミネーションの特徴は、角館の風土・地勢・文化に根ざしたものであるべきだと思います。角館に来なければ見られない「角館らしい灯り」とはどんなものでしょうか?


■シンボルがはっきりしている
 「槻の木光のファンタジー」はOnly Oneであると同時に、シンボルがはっきりしていてわかり易いのです。シンボルはもちろん「槻の木のツリー」。で、写真を撮るときも何を撮ればいいのか迷うことはありません。ご覧の通り写真栄えもします。
 一方、今年の角館のイルミネーションは、シンボリックなものがはっきりしていませんでした。写真の撮影ポイントは、多分ハートマークということになるんでしょうけどシンボルという程ではありません。角館のイルミネーションといったらこれ!というシンボル的な存在があった方がいいのかなと槻の木を見て思いました。
 東京や、仙台のイルミネーションでは多くの並木をイルミネーションで飾り、その通り全体を飾る形になっていて特にシンボル的なものはありません。今年の角館のイルミネーションもそれに近い形になっているのですが、槻の木のようなシンボリックなものがあった方が他所から人に来てもらうにはよいのかもしれません。
 来年は、ポケットパークの真ん中にある木に飾り付けをしたいと個人的には思っているのですがさてそれがシンボルになるでしょうか。

 早くも来年の構想に思いを馳せています。
 是非みなさんの意見も聞かせて下さい。

2008年01月13日

「秋田エキマエ光のテラス」

 昨日(1/12)に秋田市の「秋田エキマエ光のテラス」を見学してきました。会期は11/30~1/14だそうです。
 また、今年から始まった広小路のイルミネーションも見てきました。そして更に足を延ばして秋田銀行本店のイルミネーションまで...遠かった。

 カメラは持っていたんですが充電してなかったもので電池が直ぐに切れてしまいまして、騙しながら撮ったんですけど写っていなかった所もあります。先ずは、写っていたラッキーな写真をどうぞ。(写真は全てクリックすると拡大表示します)

 駅から撮った西口の駅前の様子。
 フォーラス(左のビル)の壁面全体に大きなツリー状のオブジェクトが飾られています。これが光のテラスの中で最大のオブジェクトです。その右のアルスの入り口に青いリースが架けられているのが見えます。

 ツリーを下から見上げるとこんな感じ。白と、黄色のLEDで、かなりの数です。

 リースはこんな感じ。かなりでかいです。

 リースもさることながらアーケードに下げられた白いツララのイルミネーションがきれいです。クリックして拡大写真をご覧下さい。この飾り付けは駅ビルからずっと続いていて、通り全体の飾りつけに統一感を与えていました。これはとても参考になります。

 日暮れ前に撮ったツララの配線。
 電源部と、連結部はビニールテープでしっかり防水対策されていました。

 こちらは、アトリオン裏の柵に取り付けられたツララ。3色ミックスのカラフルなツララですが、これもなかなかきれいでした。

 こうした散策マップが街のあちこちに設置されていました。
 右下のポストは応募ボックス。一番気に入ったイルミネーションを投票すると抽選でプレゼントが当たるそうです。左下にあるのはこの地図と同じものが印刷されたパンフレットです。こういった仕掛けによって参加している全ての店舗を見て回ってもらおうということでしょう。これなども参考になります。

 こちらは、駅構内の待合室のイルミネーション。このイベントにはJR東日本 秋田支社も協賛しています。

 一方、各商店のイルミネーションは...

 今ひとつ目立たないのです。元々の店舗の照明が明るいためか、球数が少ないためか、どうもパッとしません。
 先ほどのアーケードのツララのように街全体に統一した雰囲気を造りだす装飾があった上で、それに加えて各店舗が独自の飾り付けをするのがいいんじゃないかと思いました。

 こちらはツリー。高さ3mぐらいでしょうか。一本のツリーがあるだけでその場の雰囲気がガラリと変わります。

 ツリーはもちろんイミテーションです。ツリーの値段は案外安いので、来年は角館でもツリーを飾りたいですね。


 さて、「秋田エキマエ 光のテラス」を離れまして、今年から始まった広小路のイルミネーションに移ります。
 広小路の街路樹や、アーケードに9,000個のLEDを飾り付けたそうです。(残念ながら写真は撮れていませんでした)
 人によって評価は異なるでしょうが、残念ながら私にはあんまりきれいに感じられませんでした。それが何故なのかを考えることも飾り付けの参考になると思いますので紹介したいと思います。

 色は流行の青で統一していたのですが、我々が使った柔らかい青と違ってもっと深い青でした。確かにその色自体は綺麗なのですが、寒色系ですので通り全てが青だと華やいだ暖かい雰囲気になりません。一色に統一するならオーソドックスに電球色のような色の方が良かったと思います。
 また、点滅のさせ方も今ひとつでした。1本の樹木にイルミネーションを4本ほど設置していましたが、何故かこれらのイルミネーションが連結されておらず、枝単位に点いたり消えたりを短時間に繰り返すので、まるで稲光のようにビカビカと点滅してせわしないのです。1本の樹木のイルミネーションを全て連結し、"SLOW FADE"という点滅モードにすれば、樹木全体をゆっくりと明るくしたり暗くしたりする事ができますので並木全体で穏やかな光の変化を楽しめたのではないかと思います。
 主催者は、明るく、ロマンチックな雰囲気を通りに与えたかったのではないかと思うのですが、そういう観点からしますと色も、点滅のさせ方もあまりうまくいっていなかったように思います。

 角館の場合は、1色ではなく青と白のコンビネーションにしましたので、"SLOW FADE"モードにした場合、青がFadeOutすると小店全体がだんだん白くなり、白がFadeOutすると青くなるといった風に色に変化をつけることができました。これは、最初からそのつもりでデザインしたわけではなくて偶然に拠るところも大きかったのですが、いろいろと試行錯誤した結果ではあります。

 手間をかけて試行錯誤する事がより良いデザイン・演出に繋がっていくと思います。


 さて、こちらは秋田銀行本店の樹木に取り付けられたイルミネーション。
 ご覧になった方も多いと思いますが、あの光の線が強烈な印象のイルミネーションです。残念ながら点灯はしておりませんでしたが、その正体をバッチリ写真に撮ってまいりました。

 あの線は、チューブライトを複数束ねたものだったのです。点灯するとこんな感じだそうです。
 飾りつけ方は比較的シンプルです。飾りつけがシンプルでもデザインによって強い印象を与えることができるという良い例だと思います。


 来年は、これら秋田市のイルミネーション達もパワーアップするでしょう。それを見るのが今から楽しみですが、「角館・冬のイルミネーション」も負けないよにパワーアップしていかなければなりません。今年は私がデザインを担当させてもらいましたので、来年は他の人がやることになると思います。
 来年はどんなデザインになるのでしょう? 私も楽しみですが、皆さんも楽しみにしていて下さい。

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