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2006年03月03日

角館町のホームページが消えた

 消えた。

 角館町のホームページが消えてしまった。今日、角館町のホームページにアクセスしようとしたら「ページを表示できません」って表示された。
 西木村のも、田沢湖町のも同じ。

DSC_38891.jpg

 ドメイン(ホームページのアドレスの事)の状態を調べると3ドメイン(town.kakunodate.akita.jp / vill.nishiki.akita.jp / town.tazawako.akita.jp)とも[状態]が“Deleted(2006/08/31)”、で“一時凍結ドメイン”と表示されている。[最終更新]が“2006/03/01”となっているので、3/1に何か処理が行われたようだ。ちょっと調べたら“Deleted”状態とは、ドメインの廃棄手続きが行われたか、ドメイン名の維持料未納が発生したなどにより、そのドメインを誰も使用できない状態だそうで、この場合日付が2006/08/31となっているので3/1から8/31までの半年間が凍結期間という事になるようだ。
 何故このような状態になったのか、廃止したのか、事故なのかはわからない。


 以前ブログ(角館のホームページが更新停止)に書いたけれど、Googleでも、Yahoo!でも「角館」というキーワードで検索すると「角館町のホームページ」が一番上に表示される。それは今でも変わらない。「角館町のホームページ」は、角館の観光案内の役目を果たしているから大切にして欲しいって書いたのに...

 今年の1月27日に福島県で桜を名所にもつ自治体が集った「第16回さくらサミット」が開催されて、石黒市長も出席された。その席で石黒さんがホームページが桜のPRに有効であることを紹介されていたと河北新聞の記事にあった。以下に一部抜粋する。

『旧角館町の桜で有名な仙北市の石黒直次市長が「開花状況を知らせるホームページのアクセス件数は(期間中)3万件にもなる」と、インターネットが桜のPRに有効なことを紹介。サミット加盟自治体のホームページをリンクさせることなどを確認し合った。』

 この自治体どうしのリンクは「仙北市のホームページ」に対して張られるだろうからいいんだけど、観光客が多くアクセスすると思われる「角館町のホームページ」が、正にこれから桜の時期を迎えアクセスが増えようという時にアクセスできなくなってしまったのはなんともタイミングが悪い。

 そして、この事は「角館町のホームページ」にアクセスできなくなった事だけに留まらない。
 仙北市の観光情報のページのコンテンツはほとんどが旧3町村のホームページにリンクしているので、これらも軒並み「ページを表示できません」になった。もちろん、角館の桜の情報のページにもアクセスできない。
 また、「樺細工伝承館」、「平福記念美術館」、「新潮社記念文学館」、「花葉館」、「武家屋敷資料館」、「情報センター」などの町の施設のホームページもこのドメイン配下にあったのでアクセスできなくなった。

 角館町のドメインにリンクを張っていたサイトは沢山ある。先ほどの桜サミットのサイトにも角館町のホームページへのリンクがあるが、ここも当然リンク切れになっている。
 こういう事態になり、やはりあのドメイン(town.kakunodate.akita.jp)は残しておいた方がよかったのではないかと思う。事故なら無論のことであるが、復活させてほしい。


 さて、今年の花見の時期、仙北市のホームページへのアクセスはどの程度増えるのだろうか。仙北市になってから広報にアクセス数が掲載されなくなったのでこちらではその数を把握できないが、昨年、一昨年と比べてどうなるのか興味深いところではある。

 観光関連の情報や、ホームページにアクセスできない事態となり、今後なんらかの対策がとられるものとは思うが、観光の拠点都市を目指すならば、これを反省材料としてもう少しネットに力を入れてもらいたいものだと思う今日この頃なのだ。

投稿者 taguchi : 2006年03月03日 22:52

コメント

3/8の時点で、仙北市のサイトの観光情報のページのリンク切れが解消されていた。また、伝承館等の施設のサイトへのリンク切れも解消されていた。しかし、仙北市のサイトに下に移されドメインが変わったので、元のURLではアクセスできない。

投稿者 20年ぶり : 2006年03月12日 16:59