2008年07月21日
ホタル
近所の方たちと一緒にホタルを見に行ってきました。
私が子供の頃、南高のそばの田んぼにも結構ホタルがいたものなんですけど、いつの頃からかいなくなってしまいました。
私が最後にホタルを見たのは確か中学生の頃、駒ケ岳に登山した時、一匹だけ飛んでいるのを見たのが最後です。だからもう何十年もホタルを見てないのです。
ホタルを見に行った場所は、水沢温泉のそばの友情の滝です。
私は友情の滝を見るのは今回が初めてだったのですが、こんなに立派な滝があるとは思っていませんでした。
滝に着いたのは、だいたい7時頃です。6時半ごろには暗くなると思っていたのですが、7時過ぎてもなかなか暗くなってくれません。ホタルの姿も見えません。
ネットで調べたらホタルが飛ぶのは6月下旬から7月上旬と書いてあったのでもう時期を過ぎてしまったのか?
待てど暮らせどホタルの姿が見えないので、近くのホテルまで行ってフロントの方に聞いたところ、8時ごろから飛ぶとのこと。で、7月一杯ぐらい見ることができるということでした。「よっしゃ!」
戻って待つことしばし... 「あっ」
ホタルの光がスーっと。何十年かぶりのホタルの光。もっと白っぽいと記憶していたのですが、実際はもっと黄緑色の光。

時間が早過ぎて飛んでいなかっただけのようで、暗くなるにつれて光の数が増えてきます。
うじゃうじゃ飛んでいるという程ではありませんが、沢山のホタルの光を見ることができました。
入見内川のそばに住んでいる同級生から聞いた話だと入見内川の辺りにもホタルがいるらしい。その友人曰く、除草剤をまかなくなったので最近増えたとのこと。下水道が整備されたり、自然食品に関心が高まる中、次第に失われた自然が回復してきているような気がします。また、昔のように身近なところでホタルの飛ぶ姿が見れるようになったらいいですね。
2008年04月25日
『知事との内陸線トーク』
本日、『知事との内陸線トーク』という会に参加してきたので簡単に概要を記します。
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場所:交流センター
日時:平成20年4月25日15:00~16:00
出席者:寺田知事、県の担当職員(県行政)
石黒市長(仙北市)
内陸線沿線の住民、及び角館の住民(およそ50人)
報道関係者5,6名
■会の概要
この会は「知事との内陸線トーク」ということで、内陸線に乗りながら地元住民と対話をし、角館に到着後「交流センター」に会場を移して、角館の住民も加わって対話するというものであった。
はじめに寺田知事の挨拶、県の担当より内陸線の現状についての資料説明があり、その後参加者の意見に対して知事が答えるという形で進められた。
今回が第1回目で、このあと2回目、3回目があるようなことを言われていたので、結論を出すと言う9月までにあと1回か2回同様の会が設けられるものと思われる。
■知事発言概要
参加者から知事に対して「存続してくれるようお願いする」旨の発言が何件かあったが、知事はお願いされた事に対して「そういう事ではなく、地元自らが存続の為にどういう行動を起すかだ」という旨の返答をされ、県がどうするかではなく地元がどうするかが問題だという事を言われていた。
内陸線への思いを語っての存続嘆願に対しては、一貫して“No”という姿勢であった。
最後の挨拶でも、地元が本気になって内陸線を残す行動を起こせば存続は可能だと思うが、そうでなければ存続はできない、という事を言われており、地元の積極的な取り組みを強く促しているように感じられた。
また、観光客による収益はプラスアルファであり、地元住民の利用が大事だと何度も言われていた。それに対して石黒市長からは、観光客の利用や、鉄道事業以外の事業によって、地元の足としての内陸線を存続させていけるように考えるべきではないかとの発言があった。
■その他発言
・内陸線で移動中の議論で、月当たりもう700人乗ればなんとかなるという話が出たらしい。(もしかしたら月ではなく日当たりか?)
・沿線住民の方から、小中学生の対外試合の際の移動手段や、町内旅行の際に利用していきたいという話があった。この方は、内陸線の具体的な現状については今日はじめて知ったと話しておられた。(沿線でも必ずしも具体的な状況は周知されていないのか?)
・知事が「ある人が、内陸線の線路脇に桜を植えたらどうかというアイデアを言っていて、10mに1本で100kmで1万本。両側で2万本。桜の苗ぐらいだったら県で出してもいい」ということを言われていた。
・参加者からの仙北市民全員に回数券を1,000円分購入させてはどうかという意見に対して石黒市長は一時的な効果しかないので反対と言われていた。
■配布資料の説明内容
「秋田内陸線の現状」
・H18年度実績での赤字は年間2億6千万円。これを県が1億2千万円、沿線市町村が1億2千万円負担し、内陸線が基金を取り崩して2千万円出している。
・10年後の利用者数は、30万人台になる。
・観光客は微増している。
・定期利用は大半が高校生。
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(クリックで拡大します)
「秋田内陸線の今後の主な選択肢」
・公有民営化については、担当部署より地元自治体に負担が移動するだけで全体としては変わらないという説明があった。
・廃線となると、施設の撤去等で50億円ほどかかるとのこと。
■感想
・1時間では時間が短すぎた。知事は「仙北市、北秋田市合わせて全員協議会を作って徹夜で議論するぐらいでないと」と言われていたが、その割にはあっさり時間切れで終了してしまったのは残念。
・「秋田内陸線の今後の主な選択肢」という資料で、『公有民営化にした場合、地元自治体の負担が増える』等と記述されていたが、ここは疑問に感じたので会が終わってから県の担当の方に確認した。
「収支」の欄に、“地元自治体の収支(実質負担増)”と書かれていて、“県”は負担しないかのような印象を受けたのだが、ここで言う“地元自治体”とは“県”も含んでいるとのこと。また、既に県と、市で2億4千万円負担しているのだから実質負担増になるわけでもない。
「デメリット」の欄に、“一般に地元自治体の負担が拡大”とあるが、これは一般論であり、内陸線の場合は必ずしもそうではないとの事。一般に、鉄道会社で赤字が出た場合は県や、市町村が補填せずに鉄道会社の累積赤字としており、公有民営化に移行した場合設備のメンテナンス費用が自治体負担になることを指しているとのこと。内陸線の場合は既に赤字を県と、市町村で負担しているので公有民営化になったからと言って新たに負担が増えるわけではない。
ここは誤解を招く表現なので記述を改めるべきだろう。
・県の財政が厳しいとの話があったが、県の一般会計約7,000億円に対して、内陸線への助成金1億2千万円は0.02%程でしかない。公共交通機関に対して県が助成するのは普通に行われていることだし、この程度の額であれば直感的には県の財政にインパクトを与えるとは思えない。素人考えではあるが、むしろ少なすぎる気すらする。
一方、仙北市は一般会計180億円に対して6千万円(?)の負担だから0.3%ほどである。
・「秋田内陸線の現状」の資料に過去の利用者数の推移と、経常赤字の推移のグラフがあるが将来見通しが記述されていない。住民が存廃を考える際の材料としては将来見通しは必須だと思うので追加して記述して欲しい。
・知事は、廃線云々よりも地元が危機感を持って何か行動を起こす事を促しているように感じられた。
以上。
ちなみに、私は特に存続を強く望んでいるというわけでもないんですが、ただ廃線ということになると復活は不可能なので廃線はもったいないなぁと思っています。

2007年08月17日
もうちょっと夏が続けばいいのに
連日の焼けるような猛暑が過ぎ去ってやれやれと思っていたら、なにかもう夏が過ぎ去ってしまったかのような天候が続いている。しばらくこんな天気がが続くようなのでこのまま秋を迎えるのかもしれない。日中あれだけやかましかったセミの声が遠くなり、陽が落ちてから聴こえてくる秋の虫の声が大きくなってくると「もうちょっと夏が続けばいいのに」なんて思ってしまう。
角館に戻ってきてからブログを一度も更新をしなかった。角館にいるのだから書くネタは東京にいるときよりも沢山ありそうなもんだが実はあんまりなかった。というか書こうという意欲が湧いてこなかった。帰ってきたばかりの頃には心を動かされた黒く澄んだ夜空や、朝の六時半に鳴り響いてくる学法寺の鐘の音も三ヶ月経った今ではもうなんとも思わない当たり前のものになってしまった。毎年お盆の時期に帰省すれば時間を惜しんで武家屋敷の辺りに写真を撮りに出かけていたが、今年は一度もでかけなかった。その気になればいつでも行けるからということもあるのだけれど、角館の住民となった今となっては私にとって角館は日常の生活の場であり、もはや特別な所という感覚は薄れてしまったようだ。以前、室生犀星の「ふるさとは遠きにありて思うもの...」という詩について書いたことがあるが、犀星がどのような想いで詩を書いたかは別にして、詩の字面の意味は正にその通りだと思う。
東京に住んでいるときから、角館に住んでいる人たちの書いているブログを見ているが、“角館”をテーマにしたエントリというのはほとんどない。「せっかく角館に住んでいるんだからもっと角館のことについて書けばいいのに」なんて思っていたが、今はそれもうなずける。
離れているからこそ、ふるさとの町への想いは募る。また、日ごろ異なる風景の町に住んでいるからこそ角館の風景の中に角館らしさを感じるということもあるだろう。角館の人たちが日ごろなんということもなく目にしている風景の中に、よそから訪れる観光客の心を動かす角館らしい風景が潜んでいるのかもしれない。
さて、本ブログはこれからも“角館”にこだわって文章を書いていきたいと思っている。
これからブログを書き続けるに当たって、外から見た角館を書くのではなく、中で生活する者の視点で角館のことについて書いていくことは可能かもしれないが、私のような筆の遅いものが文章を書くにはそれなりにエネルギーが要る。“角館”のことを書くなら、“角館”についての想いが蓄積しないとなかなか書けない。角館の中で生活しながら、外からの視点も失わず“角館”について書いていくしかないのかなと思っている。
2007年02月28日
「ギフト・ショー」レポート
知り合いのさんさん企画さんが東京ビックサイトで開催されたギフト・ショーに来られているということで陣中見舞いに行ってきました。

(「全国ふるさと見本市コーナー」。これでも全体のほんの一部)
ギフト・ショーの公式サイトの説明によれば、ギフト・ショーは「パーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市」だそうです。
東京ビックサイトを全館使用した東京ドーム7つ分という広大な展示面積に、2,400もの出展者が出展しているとのこと。毎年、春と秋に2回開催されているようです。
仕事柄、IT関係の展示会はよく行くのですが、ギフトショーには初め行きました。それにしても、あんなに大規模なものだとは思いませんでしたね。半日かけてようやく半分しか廻れませんでしたから。
私が行ったのは最終日で、かなりの人出だと思ったのですが、さんさん企画さん曰く「今日が一番すいていた」そうです。「おそるべし、ギフトショー!」


(「仙北市商工会」のブースの様子)
今回のギフトショーには、「仙北市商工会」と、「角館工芸共同組合」がブースを出していて、さんさん企画さんは「仙北市商工会」の方のブースに「ぷっくり半纏ストラップ」を出展されていました。「仙北市商工会」がギフトショーに出展するのは今回がはじめてだそうで、角館菓子組合が開発中のお菓子や、西木町のお焼きや、ばっきゃコロッケを出品しておりました。
「仙北市商工会」のブースのある一角は、「全国ふるさと見本市コーナー」で、仙北市のブースの向かいは「三種町商工会」が、その隣には「昭和飯田川商工会」がブースを設けていました。全国どの町のブースも工芸品ではなく地元名産の食品の紹介に力を入れていて、ブースの前を通りがかった人に声をかけて試食を勧めておりました。
「角館工芸共同組合」の方は、上の階のアクティブ&クラフトフェアのコーナーにブースを構えて樺細工を出展しておりましたが、かなり大きなブースでしたね(すいません、写真撮り忘れました)。
この階は、クラフト(工芸)の展示が中心でしたが、陶器、木、ガラス、布、紙、金属...様々な素材を使った個性的な作品がいっぱい。で、皆さん東京や、大阪などの都市部ではなく地方でやってらっしゃるんですね。日本の各地で色んな人が色んなものを作ってる。地方の活力を感じましたね。
■クラフトの展示会場を廻っていてふと思った
クラフトのブースで一番多かったのが陶器の工房のブースでした。
ある工房のブースでは、格子状の棚の一つひとつのマスに、形や文様の異なる湯飲み茶碗を置いて展示していましたが、それぞれが個性的で「どの茶碗がいいかなぁ」なんて眺めているだけで楽しいのです。同じ様に沢山の湯飲み茶碗が展示されているブースを見つけて、「あっちの工房の湯飲みもよかったけど、こっちのこの湯飲みもいいなぁ」なんて。
それぞれの湯飲み茶碗の違いは個性であって、優劣ではないんですね。あっちの湯飲みもいいし、こっちの湯飲みもいい。
私はITを生業にしていますがが、ITのプロダクトや、サービスは機能で比較され優劣がつけられます。 「AよりBが良くて、更にCがもっと良い」となりますから、評価の高い上位の商品に利益が集中する傾向があります。
例えば検索エンジンといえば我々は直ぐにGoogleとかYahoo!を思い出すわけですが、じゃぁ「他には?」って尋ねられると答えられません。ネットショップと言えば「楽天市場」だし、オークションと言えば「Yahoo! オークション」、表計算といえば「Excel」なわけです。
家電製品なども同じ傾向があるかと思いますが、商品の評価軸に「好み」が入らず、「機能」や「価格」だけで評価されるものは独占(モノポリー)状態になり易いと思います。
郊外型の量販店の進出の様子などを見ているとゲームのモノポリーを連想してしまいますが、これも「売り場の広さ」や、「品揃えの多さ」という優劣が付け易いものが評価軸になっていて、利用者の「好み」によって評価されることはあまりないと思います。
優劣が付けやすい評価軸をもっていて上位が大きな利益を独占するものを「No.1型」とすれば、クラフト系商品は個性をアピールする「Only1型」と言えましょうか。
日ごろNo.1型の側面を持っているIT業界で仕事をしているので、展示されたいろんなクラフトを見ていてOnly1もいいもんだなと、まぁそんなことを思ったわけです。
2006年11月27日
「仙北市東京屋敷」その5
ずっと前に「きりたんぽ」ってもっと全国的に普及してもいいと思うということをブログに書きました。
その後、昨年の冬だったと思いますが、TV番組で「鍋と言えば、何鍋?」という街角アンケートをやっていてベスト5を発表していました。私は当然その中に「きりたんぽ」が入っているものと思っていたのですが、な、な、なんと、「きりたんぽ」はベスト5に入っていなかったのです。ショック!
でも、これは別に「評価が低い」ってことではなくて、「食べたことがない」ってことなんですね。秋田県人なら鍋と言えば「きりたんぽ」ですが、他県ではそうではない。名前は知られていると思うんですけど、実際に食べたことがある人は多くはない。ということは、一度食べてもらえたら消費量が大きく伸びる可能性もあるということですよね。オレは伸びると思いますね。
前回ブログで紹介したスーパーのオオゼキ松原店でも「きりたんぽ」を売っているのを見たことがあります。でもあまり目立たないところにさりげなく置かれていて、作ったことがある人でなければ手に取ることはないだろうなと思いました。比内鳥のタレは同じ所に並べて置いてありましたが、野菜などの食材は一緒には並べられていなかったですね。角館辺りのスーパーだと、セリや、ゴボウといった野菜も一緒に並べられてますよね。あれと同じように必要な食材を一つのワゴンにまとめて売ってくれたらもっと売れるんじゃないかな。
今日の夕方もオオゼキに買物に行きましたが、店頭でワインの試飲をやっていまして、販促の女の子がワイン紙コップに注いで「○○いかがですか〜」と客に勧めていました。夕方から酔っ払ってはいられないので私は飲みませんでしたけど、惣菜売り場では韓国の民族衣装を着た女の子がキムチなどの惣菜を販促していることもあります。
販促をしているのはオオゼキの店員ではないみたいですね。販売元から派遣されたバイトなんでしょう。今日は、オオゼキ○○店、明日はマルエツ○○店といった形で転戦しているんでしょうか。
さて、角館のスーパーでも食材の販促をしている姿を見かけますが、「きりたんぽ」の販促は見たことがありません。そりゃそうですよね。食べ慣れている食材の販促をしても消費量が伸びることはあまり期待できませんから。しかし、東京では事情が違います。東京では「きりたんぽ」を食卓に並べたことがない人が大多数なんですから販促の効果が期待できます。
寒い冬に、「きりたんぽ」を盛った湯気の立つお碗を手に「今晩の夕食に、きりたんぽは如何でしょうか〜」なんてやったらどうでしょう? 秋田弁で「きりんたぽ、なんただんしか〜」なんてのもいいかも。オオゼキなら秋田弁を指導をしてくれる人は沢山いるし(笑)
販促をするときには「きりたんぽ」だけではなく、比内鳥のタレ、野菜、鶏肉といった必要な食材をセットで並べておいたらいいですよね。一ヶ所でまとめて買えるから便利だし、はじめて作る人は必要な食材や、適量がわかりませんから。
■「きりたんぽ」の販促は「きりたんぽ」だけの販促にあらず
スーパーでは、セリもゴボウも売っていますがもちろん秋田県産とは限りません。栃木県産かもしれないし、宮崎県産かもしれない。
でも、「きりたんぽ鍋」を作るなら野菜も、鶏肉も秋田県産にしたいと思うのが消費者の人情。味も本場に近づくし、気分も違う。
というわけで「きりたんぽ」の販促は、秋田県産野菜や、鶏肉の販促にもなるわけです。イェイ!
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5回にわたって書いてきた「仙北市東京屋敷」シリーズですが今回でラストです。
なんか今回の内容は別に仙北市でなくても秋田県ならどこどもいいねがっよっていう話になっちゃって、あんまりおあとがよろしくないんですけど、トッピンパラリのプってことで(笑)
「仙北市東京屋敷」その1
「仙北市東京屋敷」その2
「仙北市東京屋敷」その3
「仙北市東京屋敷」その4
投稿者 taguchi : 00:48 | コメント (2)
2006年11月06日
「仙北市東京屋敷」その4
私は、今東京の世田谷区に住んでいます。最寄の駅は世田谷線の松原という駅です。
世田谷線は2両編成の電車がガタゴト走る小さな路線で、ターミナル駅の下高井戸から一つ目の松原駅の駅前はオオゼキというスーパーが一軒あるだけの他になにもない住宅街です。
5年程前、高校の教員をしているうちの弟が学生の就職先の開拓で東京に来た事がありました。松原駅の駅前で待ち合わせたのですが、合うなり「俺、前にそごのオオゼキさ来たごどある」というのです。その時まで知らなかったのですが、地元のスーパーだと思っていたオオゼキは実は東京の西南地区にチェーン展開しているスーパーで松原店が本社だったのです。それで就職の件で本社を訪問した事があったということでした。
どうりでレジ打ちをしている女の子が値段を読み上げる時の「○○円」の「エン」のアクセントが変わってると思ったんだよな。東京だと普通語尾の「エン」のアクセントは下がるんだけど、ここのレジの女の子達は上がるんで、「秋田と同じアクセントの人もいるんだな」なんて思ってたんですが、合点がいきました。秋田出身の女の子だったんですな。それにしても意外な所で「縁(エン)」があるものです。
私も日常的に買物に行っているこのオオゼキですが、業界では知る人ぞ知る超優良スーパーらしいのです。 (こちらの記事の中ほどにオオゼキの紹介があります)
角館周辺のスーパーもそうだと思いますが、流通業界では正社員比率を下げ、パートを増やしてコストを削減するのが常識だと思います。しかし、オオゼキでは正社員を増やして売上げを伸ばす方針だそうで正社員比率はなんと70%(上記の記事中では80%となっていますが、オオゼキのHPによれば現在70%超とのこと)、年間坪効率は1,247万円(記事中の1,800万円は松原店の数字)。
私は東京に20年以上住んでいますが、ここに引っ越してくるまではオオゼキというスーパーの存在を知りませんでした。角館の方もオオゼキというスーパーの名前は初めて聞かれたと思います。イトーヨーカドー、ジャスコ、ダイエーなど全国展開しているスーパーばかりでなく、マルエツ、いなげや、サミット、京王ストア、東急ストア、Olympic などなど、オオゼキ以外にも東京近郊にチェーン展開しているスーパーが沢山あります。(参考:日本のスーパーマーケット一覧(Wikipedia))
そして、これらのスーパーは東京都下に相当数の店舗を展開しています(マルエツ52店舗、いなげや63店舗、オオゼキ25店舗など)。
■売り手の声
前回、アンテナショップの目的は、「地域や、特産品のPR」と、「売れ筋調査」の2つで、「PR]はイベントや、メディアを活用したらよいのではないかと書きましたが、では「売れ筋調査」はアンテナショップを作って買物に訪れるお客さんの声を聞くだけで十分でしょうか?
確かに、消費者の生の声を聞く為にアンテナショップを開くことは意味のあることだと思います。しかし、その消費者というのはショップを開設した地域の消費者に限定されてしまいます。だからどこに立地するかで悩むわけですが、上記のような東京都下にチェーン展開するスーパーと直接お付き合いしたらどうでしょう? もっと広範な地域の、より多くの消費者の声を得ることができるのではないでしょうか? (そうなればショップの立地にあまり悩まずに済みます)
また、「売れ筋調査」に於いて販売の現場である流通業者の生の声を聞くことも、消費者の生の声を聞くのと同様に意味のある事だと思います。
更に、「PR」に於いても流通業者とのお付き合いの中で工夫できることがいろいろあるように思います。
この続きはまた後日。
「仙北市東京屋敷」その1
「仙北市東京屋敷」その2
「仙北市東京屋敷」その3
「仙北市東京屋敷」その5
投稿者 taguchi : 01:42
2006年10月28日
「仙北市東京屋敷」その3
ところで仙北市が首都圏にアンテナショップを持つ目的はなんでしょうか?
通常自治体がアンテナショップを開設する目的には「地域や、特産品のPR」と、「売れ筋調査」の2つがあると思います。
「地域や、特産品のPR」をするなら大勢の人が訪れる銀座や、新宿などの繁華街にショップを開設するのがよいでしょうし、「売れ筋調査」をするなら、売りたい物を買ってくれそうな人が買い物に訪れる場所に開設するのが良いでしょう。仙北市では農産物などの特産品を扱うということですから、売れ筋調査には銀座などの繁華街よりも、ベットタウンや、下町の方が向いていそうです。
こういった観点でみますと、荒川区の商店街は、「地域や、特産品のPR」をするという目的の達成に適した場所ではないけれど、「売れ筋調査」という目的の達成には適している場所と言えそうです。
足りない「地域や、特産品のPR」は、デパートの催事場などでのイベントで補うという手があります。
銀座や、新宿といった繁華街に恒常的にショップを構えるのはお金がかかりますし、必ずしも地方の物産に関心がある人ばかりが集まっているわけでもありませんからコストパフォーマンスがあまりよくありません。だったら、デパートの催事場で行われる「東北の旨い物市」のようなイベントに乗っかった方が関心がある人が集まってくる分パフォーマンスがよいでしょう。
また、PRは、TV番組、雑誌、ネットといったメディアの効果が大きいと思いますので、ショップによる直接のPRにあまりこだわる必要もないでしょう。PRという事では、ショップは、首都圏に於けるメディアへの橋渡しの拠点と位置付けたらどうでしょうか。旅行代理店や、映画やTV番組の制作会社、また雑誌社などと打ち合わせをする時、電話でやりとりするだけでなく、資料や、農作物などのサンプルを持って担当者が直ぐに飛んでいったらメディアに露出する機会も増えるのではないでしょうか。
この続きはまた後日。
「仙北市東京屋敷」その1
「仙北市東京屋敷」その2
「仙北市東京屋敷」その4
「仙北市東京屋敷」その5
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そういえば、荒川区の三ノ輪って新幹線で行き来するには便利な所なんだよな。
私は、いつも新幹線を利用しているんですけど、上野で日比谷線に乗り換えて僅かに2駅目だから、三ノ輪に住んでいるときは最終の新幹線で東京に着いても全然楽勝だった。
投稿者 taguchi : 23:17 | コメント (1)
2006年10月23日
「仙北市東京屋敷」その2
仙北市が東京に作るという「首都圏PRセンター」は、いわゆる地方自治体の「アンテナショップ」ということになると思いますが、都道府県が運営するアンテナショップは見かけたことはありますが、市町村の運営するアンテナショップというのは今までお目にかかった事がありません。他に首都圏にアンテナショップを持っている市町村がないかネットで調べてみました。
あちこちのサイトを調べてみましたが、やはり都道府県が運営しているショップがほとんどで(ふるさとアンテナショップガイド)、市町村が単独で運営しているショップは次のところぐらいしか見つけられませんでした。
北海道富良野市 (「ふらの彩館」 千代田区銀座)
福島県いわき市 (「いわき・ら・ら」 港区新橋)
群馬県嬬恋村 (「ふれあい神田市場」 千代田区神田) ※明治大学との共同研究
山形県鶴岡市 (「鶴岡江戸屋敷」 江戸川区西葛西) ※東京事務所機能が主で物産の販売はあまり力を入れていないようです。
全国の2千ぐらいある市町村の中でこれぐらいしかないんですから、ほんとにわずかです。
高い知名度があればこそとはいえ、今回の仙北市の計画には市の積極的な姿勢を感じます。
さて、これら市町村の運営するショップは、写真で見た感じ、どれも20坪未満の小規模な施設の様ですが、これに対して都道府県の運営するショップは規模がでかいんですね。こちらの記事( 「脱・観光アンテナショップ」 )で、東北6県のアンテナショップの状況がわかりますが、岩手県と、宮城県のショップは124坪もあります。山形県のショップは110坪ですが虎ノ門にあってテナント料はなんと年間7,200万円! (と思ったら、こちらの記事によれば宮城県のショップのテナント料はそれを上回る月1,000万円なんだと! 10/28追記)
まぁ売上げもビックなので帳尻はあっているんでしょうけれど、市町村では初めからこんなに大きなお金はかけられないですよね。初めはあまりお金をかけずに小さなショップを出して、様子を見てから広い所に引っ越すとか、他の地域にも店舗を増やすというやり方が賢明なように思います。
そういう意味では、荒川区の空き店舗対策事業を利用するのも良い手かもしれません。
この続きは、また後日。
「仙北市東京屋敷」その1
「仙北市東京屋敷」その3
「仙北市東京屋敷」その4
「仙北市東京屋敷」その5
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荒川区と同じように地方の物産館を誘致することによって商店街の活性化を図っている区がありました。こちらのサイトに、4箇所紹介されています。
投稿者 taguchi : 00:56
2006年10月10日
「仙北市東京屋敷」その1
9月13日のさきがけ新聞のWeb版に、仙北市が東京に「首都圏PRセンター」を作るという記事が載っておりました。
開設場所の候補地として荒川区内の商店街と書いてありましたので「へ〜っ」と思ってしまいました。なぜかと言いますと、今は世田谷区に住んでいるのですが、ここに越してくる前は荒川区の三ノ輪というところに住んでおりまして、「荒川区の商店街と言えば三ノ輪のアーケード街だよな」と思ったものですから「あそこか、へ〜っ」と思ったわけです。
荒川区と聞いて、はじめはちょっと意外な場所だと思いました。PRセンターのようなものを作るなら東京の東側より、西側だろうなと漠然と思っていたものですから。
西側の方がどちらかと言えば生活にちょっと余裕がある人たちが住んでおりますし(私は余裕ないですけど)、吉祥寺、下北沢、自由ヶ丘といった人が集まる街も西側にあります。また、団地など新興住宅地があるのも西側ですからPRする対象としては西側というイメージをなんとなく持っていました。
記事にもありますが、荒川区は下町なんですよね。
三ノ輪から日比谷線で一駅都心方向に行きますと、「朝顔市」や、“おそれ入谷(いりや)の鬼子母神”で知られた入谷でして、「酉(とり)の市」で有名な「鷲(おおとり)神社」などがあります。入谷自体は荒川区ではなく台東区ですが、東京の北東部は昔からの下町風情を残すところです。
オフィス街でもなく、新興住宅街でもない。そこに住んでいる人たちの生活が感じられるところが気に入って三ノ輪に住んだんですけど、荒川区には他所から人が集まるような大きな街もありませんので、「PRセンター」というのはどうもピンときませんでした。
その荒川区がなぜ候補に挙がっているかというと、荒川区が区内の空き店舗対策として「ふるさと物産館」の誘致を行っているからのようです。そういえば、荒川区は空き校舎をベンチャー企業に貸し出すなど以前からこうした事業には熱心でした。
この続きは、また後日。
「仙北市東京屋敷」その2
「仙北市東京屋敷」その3
「仙北市東京屋敷」その4
「仙北市東京屋敷」その5
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荒川区の「空き店舗対策事業」
この事業を利用した、第一号点が既に三ノ輪に出来ているようです。
「ふるさと物産館、第一号」
三ノ輪の商店街をGoogleMapで上空から見たところです。
「航空写真」モードにして拡大すると、左上から右下に伸びるアーケード街の屋根が見えます。
下に平行して走っている細い線路は、唯一残った都電「荒川線」。その下の太い線路は「常磐線」で、線路脇にある大きな建物がイトーヨーカドーです。常磐線の線路をはさんだ下の方に7年ほど前にできた量販店「Olympic」が見えます。
私、このOlympicのすぐそばに住んでました。Olympicが出来たおかげで、近くにマクドナルドなどの新しいお店もできて近所の雰囲気も変わったっけ。
投稿者 taguchi : 01:34
2006年09月07日
祝祭典
いよいよ平成十八年のお祭りが始まった。
お祭りの人形の外題は歌舞伎からとられることが多いが、歌舞伎と言えば「歌舞伎十八番」。曳山を出している丁内は「十八丁内」。そして、今年は「平成十八年」。
「十八」づくしのお祭りである。(って、言ってみたかっただけ)
さて、東京からライブ中継で神明社前の様子を見ながらこのブログを書いているが、8時現在心配された雨は降っていない。雨具をつけていない曳山もある。ここ二年ばかり台風に当たってしまっているので天候に恵まれる事を祈りたい。
投稿者 taguchi : 20:45
2006年07月28日
愛媛の空からありがと〜
わらび座さんが愛媛の坊ちゃん劇場で今やっている「坊ちゃん!」に出演しておられる役者さんから、「坊ちゃん劇場のブログに“角館のお祭りのサイト”へリンク張ったよ」というメールを頂きました。
今年のお祭りには何としても行きたいとの事。もう、お祭りまで一ヶ月ちょっとですもんね。
いや、でも愛媛からリンクを張って頂けるとは思っていませんでした。
愛媛の空からありがと〜
2006年03月12日
除雪学序説
武家屋敷のWebカメラを通してみる景色に「冬の終わり」、「春の訪れ」を感じるようになりました... って昨日の夜この文章を書き始めたんだけど、今日(3/12)Webカメラ見たら「吹雪だねがよぉ!」
いやいや、三寒四温で春が来ると申しますが、季節の神様はそう簡単に“春”にはしてくれないようです。

さてさて、今日書きたかったのは除雪の仕組みの話です。
なんで今頃除雪なのかっていうと、冬のさんざん雪の降っている時期は除雪する事に一生懸命で除雪の仕組みを考えるゆとりなんてもてないですよね。で、春になって雪が消えると除雪のことを考えても実感が湧かないし、そんなことより「お祭り」の事で頭がいっぱい(そういやぁ、もう今年のお祭りまで半年きったじゃないですか)。というわけで、今なのです。
こないだの正月休みに帰省して角館駅に降りた時、駅前のでっかい雪の山をみて「なんだこりゃ!」と思いました。凄く降っているとは聞いていましたけどあんなに積もっているとは。「まだ12月だでオイ。このままいったら2月にはどうなるんだ?」って思いました。
結局正月休みにはせっせと雪かきに精を出したわけですが、そこで思ったのは「除雪のシステムってもう少しなんとかならないもんだろうか?」ってことです。1年前に「徒然なるままに」に書きましたけど、やっぱ除雪って大変だし、少子高齢化が進むとこれから益々除雪の負荷は大きくなっていくだろうと思います。
角館町には流雪溝の仕組みがありますが、今年はあまりに雪が多かったので、上流で詰まってしまってウチの前の流雪溝は1週間以上も水が流れませんでした。最初は「そのうち流れるだろう」と脇に積んでおいたんですが、いつまでも流れないもんだからもう山のようになってそれ以上積めなくなってしまいました。 しょうがないのでどうしたかというと、たまたまウチのそばにはドンベ(セキ)が流れているのでそこまで運んで流しました。
ドンベの水深は10cmぐらいでそんなに深くはないんですけどこの程度の水深でも結構流れてくれます。大量に雪をなげてもいつの間にか消えています。
結局「ドンベの方が流雪溝よりいいねがよ」って話になるんですけど実際ドンベの方がいくつか優れている点があります。
<<いつでも好きな時間に流せる>>
流雪溝は1日に1回か、2回決められた時間に30分間しか流せませんが、ドンベは24時間いつでも流せます。
流雪溝の決められた時間というのはほとんどが昼間なので、働き手が昼間仕事に出ている家では年寄りが除雪作業をすることになってしまいます。ドンベならいつでもOKなのでその家の都合のよい時間に流せるので良いのです。
<<詰まりにくい>>
流雪溝が詰まる一つの原因は、1日に30分という短い時間に沿線の家々が一斉に雪を流すからだと思うんですが、24時間いつでも流せれば雪を流すタイミングが分散されますから詰まる確率は下がります。もし、詰まりそうだったら少し時間をおいて後で流せばいいんです。いつだって流れているんですから。
というわけで『流雪溝ドンベ化計画』をぶち上げたいと思います
現在のような流雪溝の仕組みになっている根本には、使える水の量に限界があるという前提があると思います。
常時流した方が、或いは1日3回、4回と流せた方がいいに決まっているのですが、水の量に限界があるから現在のような形になっているものと思われます。
しかし、私は思ったんですが、この流雪溝の仕組みって他の町でやっていたものを参考にしたと思うんですよ。で、その町と、角館の地勢的な特徴は同じだろうかと思うわけです。つまり、角館町は桧木内川と、玉川という2つの川にはさまれているのが地勢的な特徴であり前提が違うんじゃないかと。町のすぐ脇を大量の水が流れているわけですから、現在のような流雪溝の仕組みはこの町に必ずしもマッチしていないのではないかと思ったわけです。
もちろん、低いところを流れている川から水を何メートルか汲み上げなければならないという問題がある事はわかります。ポンプでジャカジャカ水を汲み上げる為には電気代がかかるだろうとは思います。どういうやり方がいいのかは素人なので判断がつきませんが、こんなアイデアはどうでしょう?
田んぼに水を供給するためにかつて灌漑を行って用水路を整備したわけですがそれは今でも使われています。この用水路は冬の間は使われていないと思うんですけど、これって流用できないもんなんでしょうか? もし、雪を流すには水量が足りないとしても、同様な考え方で流雪用の灌漑を行うことは可能でしょう。川の上流で川の水を用水路に引き込んでそれを角館まで引っ張っればいいわけです。
十分な水量を確保するのは大変かもしれませんが、流雪溝の水の流れを緩やかにすることで水量を節約することもできます。流雪溝の水深をある程度に保って池のような状態にし、ほんとうにゆっくりと流してもいいわけです。流雪溝と、消雪槽を足して2で割ったような形です。
ほんとにゆっくりとした流れなら、夏場は鯉を泳がすこともできます。
なんてね(笑)
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水の力だけで水を吸い上げるポンプです。 ミツバ商会 水槌ポンプ
投稿者 taguchi : 16:01 | コメント (2) | トラックバック
2006年02月16日
トリノオリンピックですね
あぁ、また1ヶ月もブログ書いてないよ。どうしよぉ...
“角館”と関係ないけど、オリンピック中だからオリンピックがらみでちょっと考えた事を書いてみよっかな。

2/16現在、日本はまだメダルを1個もとってない。期待されていた種目も残念ながらメダルまで手が届かなかった。
でも、私は別にメダルがとれなくてもいいと思う。メダルがとれたらそれはそれで嬉しいと思うけど、選手が精一杯やって満足した表情を見せてくれたらそれでいいと思う。雪や、氷の上をすべる競技だから、どうしてもちょっとした事で結果が大きく変わってしまうってこともあるし。
冬のスポーツってオリンピック以外ではほとんど見ることがないから、競技を見ること自体が楽しいし、見ているうちに冬のオリンピックだなぁって気分になってくる。
リュージュとか、カーリングとか、ハーフパイプなんて普段見る機会ないからね。そうそう、滑降の会場になっているとこから見える山の景色が雄大ですごいなぁって思ったんだけど、こういう景色の中を選手が凄いスピードで滑ってくる映像もオリンピック以外では見る機会がない。冬のオリンピックは日本の選手云々じゃなくて、競技の様子を見ること自体が楽しい。
さて、前振りが書きたかったことと全然関係なかったことに今気がついた。まぁ、いいや。
高橋大斗選手がでている競技が「ノルディック複合」で、「複合」という言葉が付く競技にもう一つ「アルペン複合」ってのがある。「ノルディック複合」ってのは、「ジャンプ」と、「距離」の複合で、英語では「Nordic Combined」っていうらしい。「アルペン複合」の方は「滑降」と、「回転」の複合で英語では単純に「Combined」って言うらしい。Combinedってのは、あの田んぼで稲を刈っているコンバインと同じで、田んぼで活躍しているコンバインは、「稲刈機」と、「脱穀機」の複合(コンバイン)ってわけだ。
で、こういった複数の競技を合わせて競う競技が冬のオリンピックにはまだある。バイアスロンだ。
バイアスロンは、「クロスカントリー」と、「ライフル射撃」を組み合わせた競技なんだけど、バイアスロンの「バイ」はラテン語の“2”で、「アスロン」は競技を意味しているから、要するに“2種目の競技”っていう意味らしい。ちなみにトライアスロンは、「トライ」が“3”を意味していて、「水泳」と、「自転車」と、「マラソン」を組み合わせたものだ。じゃぁ、テトラスロンとか、ペンタスロンとかあるのかと思ってちょっと調べたら、ペンタスロン(五種競技)、ヘプタスロン(七種競技)、デカスロン(十種競技)ってのがあった。あったけど、これ以上は調べるのが面倒くさいのと、夏の競技で冬のオリンピックと関係がないのと、調べても全競技を書くのは大変そうなのでこれ以上書かない。
で、何が言いたかったかっていうと、これらの競技の名称は競技が複数あるって事や、その数を表しているだけで競技の中身についてはなにも表していない。だから、他に複数の競技を組み合わせた、例えば「滑降」と、「スケルトン」で雪上と、氷上のスピード世界一を競うとか、「スピードスケート」と、「フィギュアスケート」の組み合わせ、とかいった競技が新しくできたときに名前をどうするんだろうと、考え出したら夜も眠れなくなりそうな今日この頃なのだ。
と、“きっこのブログ”風に書いてみた今日この頃なのでした。
投稿者 taguchi : 23:15 | コメント (1) | トラックバック
2005年04月15日
ヨハネ・パウロ二世が亡くなられました
在位期間は、史上3番目に長い26年間だったそうです。ローマ法王になられたのが1978年10月16日。私が、高校生の時でした。
先代の法王ヨハネ・パウロ一世は、在位後わずか33日間で亡くなれたことや、ヨハネ・パウロニ世がポーランド出身だったという事もあって当時結構話題になりました。
世界史の時間に、坪○先生が「先代のヨハネ・パウロ一世は、聖者ヨハネと、聖者パウロを合わせたありがたい名前だから、なんぼ長生きするかと思ったが直ぐに亡くなられてしまった。今度のヨハネ・パウロ二世はなんたもんだか...」といったような話をされていたのを印象深く覚えています。
坪○先生お元気でしょうか。
(写真は、コンクラーベが行われるシスティーナ礼拝堂。ミケランジェロの絵で覆われている。
もし宜しければ、こちらもどうぞ。 “冬のイタリア紀行”)
投稿者 taguchi : 21:27
2005年03月02日
「金津創作の森」のこと

昨年の3月、福井県の「金津創作の森」に行ってきました。
その時の事をいつか書こう、書こうと思いながらもう1年近く経ってしまいました。流石にそろそろ賞味期限切れになりそうなので、気合を入れて書くことにします。
「金津創作の森」は、福井県 金津(かなづ)にある芸術の創作拠点です。
そこで去年の3月に開催された「グラスワークショップ2004」に講師として来日するイタリアのグラスアート作家と、私の知人が知己で、その作家に会いに行くから付き合ってくれないかと頼まれたんです。始めは、面倒くさいなぁと思って断っていたんですけど、私もその作家の作品が好きだったのと、「金津創作の森」という所がどんな所なのか興味があったので結局お供して行くことにしました。
金津町は、福井県の北端、石川県との県境に近い日本海寄りの町です。現在は隣の芦原町と合併して“あわら市”になりました。合併前の人口は約1万8千人。角館と同じぐらいの規模の町です。浄土真宗の中興の祖、蓮如(れんにょ)上人の北陸での布教の拠点 吉崎御坊(よしざきごぼう)のあった地で、近くには曹洞宗の大本山 永平寺、奇岩で知られる東尋坊などがあります。
私が何故「金津創作の森」に興味を持ったのかと言いますと、角館の平福記念美術館のことがちょっと頭にあったからです。
角館に帰った時に武家屋敷の写真を撮りによく表町に出かけます。その時美術館の前の庭まで時々行くのですが、美術館に客が出入りする姿をほとんど見たことがありません。私自身も美術館ができた時に2度ほどしか入った事がありませんし、残念ながらあんまり人気がないようです。「まぁ、自治体が運営する美術館はどこでも似たようなもんだろうなぁ」なんて思っていたんですが、なんと!この「金津創作の森」では、世界的に著名なグラスアート作家を講師に招いてワークショップを開いていると言うではないですか。角館と人口がさして変わらない町で「なんでそんな事ができるんだ?」、「いったい、どんなところなんだ?」と興味を持ったわけなのです。
■「金津創作の森」到着
「金津創作の森」は、町の郊外の高台、と言うか山の上にあります。ちょうど花場山を少し広くしたぐらいの山ですが、山の上部が比較的平坦になっていて、その森の所々を拓いて施設を造り、森の中に施設が点在する環境になっています。(“施設案内マップ”へ)

(写真:「金津創作の森」の中核施設アートコア。ギャラリーや、レストランがある。)
駐車場で車を降り、森の中の道を下って行くと、谷あいになっている所が広く拓かれており、水辺のある公園になっています。

(写真:左下のベンチと、机は作品。敷地内には所々に作品が露天で展示(?)されています。)
ここに入るのに入場料などは必要ありません。だれでも自由に入れます。この日は休日で天気が良かったので、お弁当開きをしているご婦人達や、子供づれの夫婦などの姿を見かけました。
池の脇を通って公園を抜け、少し登った所が工房のあるエリアです。

(写真:昔この地方で使われていたという釜。)

(写真:ガラス工房です。中には、吹きガラス用の大きな釜があります。)
この「ガラス工房」と、向かい側にあるの「創作工房」が、「グラスワークショップ2004」の会場になっていました。
私達が訪れた日は、10日間行われたワークショップの最終日で、一般の人も自由に制作の様子が見られる公開制作日となっていて、講師の作家による制作のデモンストレーションや、ワークショップ中に受講生が制作した作品の講評会などが行われていました。

(写真:屋外に受講生の作品をならべての講評会。)
講師のグラスアート作家は全員で5名。米国、オーストラリア、ドイツ、オランダ、イタリアと世界各国から招聘された世界の一線で活躍する作家達です。(このグラスワークショップは今年(2005年)も同じ時期に開催される予定で、「金津創作の森」のサイトに案内(グラスワークショップ2005)が掲載されています。)
■「グラスワークショップ」の様子
ワークショップに参加していた人は、ほとんど20代の若者でした。
知人の知り合いの神奈川の作家もワークショップに受講生として参加していたのですが、おそらく、日本各地から集まった若手のグラスアート作家達だろうと思います。
知人の知己のグラスアート作家というのが、ヴェネチアのグラスアート作家ヴィットリオ・コスタンティニ(Vittorio Costantini)氏です。
生物をモチーフにした作品を作られている方で、その作品はとても繊細ですばらしいものです。特にコガネムシなどの甲虫が彼の真骨頂だと思います。
写真は、コスタンティニさんの制作実演の様子です。
使い込んだ図鑑を広げて、そこに描かれた絵を見ながら作っていきます。机に固定したガスバナーの炎を手前から奥に向けて噴射し(写真左下に拡大)、その炎で様々な色の棒ガラスを熔かしては、ハサミの様な道具を使って手際よく形を作っていきます(こういうのをランプワークと言うのだそうです)。

(写真:コスタンティニさんの制作実演。左下に手元を拡大。)
机を取り囲んだ人達は、コスタンティニさんの一挙手一投足(足は使わないが)を見逃すまいと皆真剣に彼の手元を見つめています。ビデオ撮影をしている人も沢山おりました。帰ってから見るという事もあるのでしょうけれど、ワークショップに参加できなかった工房の仲間にも見せるんじゃないかと思います。

(写真:ワークショップ中に作ったコスタンティニさんの作品。)
(こちらのサイトで、コスタンティニさんの作品を見ることができます。)
他の作家の制作実演の様子も同様で、大勢の若者が取り囲んで講師の制作の様子を真剣な眼差しで見ていました。

(写真:リチャード・マーキス氏と、ニック・マウント氏による吹きガラスの制作実演。)
このワークショップ会場を訪れて、印象的だったのは、ここに集った若者達の真剣な眼差しと、熱気、そして会場の開放的な雰囲気です。それは、ここに集まった人が、世間擦れしていない若者だからかもしれないし、好きな事に打ち込んでいる人達の充足感なのかもしれませんが、会社勤めの生活では感じる事の久しくなかった自由な空気、活き活きとしたエネルギーのようなものを感じました。
■普通の美術館との違いを考えてみる
会場に溢れる活き活きとしたエネルギー。普通の美術館では感じる事のないこの雰囲気。これはどこから来るものなのでしょうか? ワークショップ会場をうろつきながら、平福記念美術館の事を思い起こし、その違いを考えてみました。
普通、美術館は過去の作品を展示し、鑑賞する場です。平福記念美術館もそうです。
ところが、ここは作品を創造する場だという事が基本的に違います。「金津創作の森」は、そもそも美術館ではないのでした。展示スペースはありますが、常設しているものはないのです。
そういう意味では、平福記念美術館とはそもそも施設の性格が異なりますので単純に比較する事はできないかもしれません。しかし、『その町に於いて、町の人達が、芸術に関わる中心的施設』という事は共通しているように思いますし、両者の違いを眺める事によって、平福記念美術館がより魅力的な場所になるヒントが見えてくるかもしれません。こうした観点から、「金津創作の森」をもう少し見てみたいと思います。
「金津創作の森」は、常設の展示物を持っていない代わりに、様々なイベントを活発に行っています。この中には町の人達が参加する創作イベントも含まれています。
また、驚いた事に森の中には住居があり、全国から募集した作家が、現在7名この森の中に住みながら創作活動をされています。
「金津創作の森」は創作の環境というだけではなく、日常的に創作が行われている創作の現場なのです。町の人たちの芸術への関わり方も、そうした創作物に接するだけでなく、自らが創作者となるという形もありなのです。そして、創作のレベル、質という点で、世界的な作家を講師に招聘するなど非常に高いものを実現している事も大きな特徴です。この事は、この施設の対外的な評価に大きな影響を与えていると思います。
「金津創作の森」は、運営もまたユニークです。
施設は、“ふるさと創生基金”を3年分貯めたものをベースに造ったそうですが(こちらのサイトの中ほどに関連記事あり。)、運営は、金津町が出資して設立した財団が行っており、運営資金として、町の人達や、企業からメセナを募り会費を集めています。(“金津創作の森友の会”)。
また、“サンサン倶楽部”というサポータを募って、創作イベントの際などの裏方の仕事の応援を頼んでいるようです。どのぐらい経費節減に役立つんだろうなんて下世話な事を考えがちですが、こうして主体的に運営に関わる事によって、町の人達の「この施設は自分達の施設だ」という思いが強くなっていくように思います。この施設と町の人達との関わり方は、Jリーグのクラブと、地域の関係を思い出させます。
角館とさして変わらない規模の町で何故このようなユニークな施設を作る事ができたのか? 誰が発案したのか? この地にこの施設を造る必然や、特殊性があったのか? 運営はうまくいっているのか? などなど興味は尽きません。
この「金津創作の森」は、町の人達と芸術の関わり方という事だけでなく、公共施設のあり方、更に行政のあり方、町のあり方についてまでも考えさせる視点を与えてくれているように思います。
「金津創作の森」にあって普通の美術館にはないもの。
“活き活きとした創作のエネルギー、熱気”
“新たなものが生み出される未来への期待”
それと、
“つくる愉しさ”
2005年02月09日
ニ〜ッポン!ニ〜ッポン!
「よくやったぁ、大黒!」
いやぁ、どうなる事かと思いましたよ。ワールドカップアジア最終予選、日本vs北朝鮮戦。ロスタイムに大黒が決めてなんとか2-1の辛勝でした。
前半試合開始早々に小笠原のフリーキックが決まりあっさり先制点。
「なんだ、やっぱ楽勝じゃん」
と思っていたら、そこからこう着状態になり、なんか消化不良のまま前半は終了。
で、後半16分に鮮やかにゴールを決められ同点。北朝鮮の勢いは増すばかり。
「やぁ、これ負けちゃったらどうしよう」と思っていたところで、ジーコにしては珍しく早い時間帯での選手交代。後半19分鈴木に替えて高原、そして続けて21分に3バックの一角の田中に替えて中村俊介を投入し、4バックに変更。
これで試合の様相は、ガラッと変わりました。
守備を薄くした分だけカウンターを食らうリスクは大きくなりましたけど、攻めがぶ厚くなりボール支配率も大幅に上がって日本が攻める局面が続くようになりました。
そして、3人の交代枠をフルに使う事などなかったジーコが3枚目のカードを切ります。34分玉田に替えて昨年のJリーグの得点ランキング2位の大黒を投入。
そして、ロスタイム46分、大黒のゴォ〜〜〜ル!!「やったぁ〜!」
って、感じでした。「ふぅ〜」
勝点3を獲得したのはもちろんよかったけど、それ以外にも日本にとって収穫があったと思います。
1つ目は、フォーメーションのオプションが増えた事。
いままで、トップ下は、中村俊介の指定席で、小笠原はその控えという位置づけだったから、同時に2人がピッチに立つ事はなかったのですが、今日初めて中村と、小笠原が同時にピッチに立ちました。
所詮、わたしゃニワカですが、素人目にこれは機能していたように思います。ボール扱いのうまい2人が中盤に入る事によって攻撃の起点が増え、攻めが分厚くなりました。
リスクを犯しても点を取りたい時、3バックから4バックに変更して、中村と、小笠原を同時に使う。このフォーメーションが使える事が確認できたのは収穫だと思います。
2つ目は、大黒。
Jリーグで、エメルソンに次いでゴール数2位の実力を大舞台で発揮してくれました。彼は、いけます。
私的には、FWのエースは久保だと思っているので、久保が戻ってきたら久保、大黒の2トップなんて見てみたいっすね。
3つ目は、選手交代がうまく機能したので、これからは選手の交代に慎重だったジーコが、早い時間帯でも選手交代をするようになってくれるのではないかという期待を持たせた事。
ま、こんな軽口も、試合に勝ったから言えるんだよなぁ。
とりあえず、勝ってよかった、よかった。
2005年01月31日
きりタンで決まり!
きりたんぽの発祥の地、鹿角市がきりたんぽのイメージキャラクターを作ったそうです。現在、名前を募集中との事。
それにしても鹿角市も無茶言います(笑) これに名前付けろってんですから。はじめに、きりたんぽだって教えてもらわなきゃ何だかわからんですよ、これは。
私は、全然いい名前が思いつかなかったので友人に話したら、才能がある人っているもんですね。色々考えてくれまして、その中に“きりタン”ってのがありました。“きりタン”,“きりタン”... なんかいい感じ。っていうか、そのまんま(笑)
でも、この名前なら、きりたんぽだっていう事が直ぐにわかるからいいですね。そうでもなきゃ、ネギだか、アイスの棒だか何だか分からんすよ。
きりたんぽの“きりタン”。もう、これで決まり!
採用された方は3万円分の旅行券がもらえるそうです。みなさんもいい名前を思いついたら応募してみては如何でしょう。締切は二月末だそうです。(でも、きりタンで決まりだけどね)
さて、冬といえば鍋物のおいしい季節です。秋田で鍋といえばきりたんぽ。
東京でも、食べられるお店はありますが、値段が高い割にはボリュームが今ひとつ。なんか、高級な料理になっています。
でも、一緒に食べに行った人は皆おいしいと言ってくれます。食べれば、皆おいしいと言ってくれるのですが、秋田以外ではなかなか食べる機会がありません。名前が知られている割には、あまり食べられていないですね。
私は、きりたんぽは全国の家庭料理の定番メニューになってもおかしくない料理だと思います。
理由は3つ。
1.おいしい。
2.作るのも、後片付けも楽。
3.栄養のバランスがいい(ような気がする)。
おいしいのは無論ですが、作るのもすごく簡単です。洗って、切って、鍋に突っ込みゃいいんですから(笑)
肉も、野菜も入っているのでオカズを作る必要がないし、味噌汁も要らない。ドンブリ一つで済むので後片付けも楽。
具がいろいろ入っているので、栄養のバランスもいい(と思う)。
作り手の主婦にしてみれば、楽した上に、家族に“おいしい”って喜ばれるんですからこんないい料理はありません。一度作ったら、また作ろうという気になるんじゃないでしょうか。
では、なぜ全国に広く浸透していないかというと、
1.食べたことがない
2.作り方がわからない
3.近所できりたんぽを売っていない
こんなところではないでしょうか。
先ずは、一度食べてもらいたいですね。そうすれば、消費量倍増間違いなし!
2004年12月18日
英語での角館の紹介
先日たまたま海外向けの旅行案内サイト(japan-guide.com)で角館が紹介されているのを見つけた。
英語の表現がなかなか面白いので紹介する。
先ずその前に、角館がどのように紹介されているか見てみよう。
“A former castle town in today's Akita Prefecture, Kakunodate is well known for its beautifully preserved samurai district and spectacular cherry blossom festival.”(秋田県にある古の城下町角館は、美しく保存された侍の領地(district)と、壮麗な桜祭りでよく知られている。)たぶん、こんな感じの意味でしょう。たぶん...
"samurai district"のページでは、“Kakunodate offers one of Japan's most beautifully preserved, former samurai districts.”と説明されていて、“日本の最も美しく保存された侍の領地(district)”らしい。「ふ〜ん、そうだったんだ」。なんか「侍」っていう言葉を角館であまり意識した事はなかったんだけど、言われてみれば武家屋敷の「武家」って「侍」の事だもんなぁ。
さて、では面白い英語の表現。
【castle town】
これは「城の町」だから「城下町」の事だろう。
【samurai houses】
「侍の家」だから「武家屋敷」。
【hanami picnic】
「花見」は、hanami picnicというらしい。
花見はピクニックだったのか。なんだか風情ねぇなぁ。
【weeping cherry trees】
weepingは「涙を流す」という意味なので、直訳すると「涙を流す桜の木」だが、weepingには他に「したたり落ちる」とか、「枝が垂れ下がる」という意味もあって「枝垂桜」をこう言うらしい。でも、「涙を流す桜」という表現も枝垂桜のしっとりとした風情に合っているようで、なんかいい感じ。
日本の"Popular hanami spots"のページでは、上野公園や、千鳥ヶ淵といった名だたる日本の桜の名所と共に角館が紹介されている。他にまだいいところがいっぱいあると思うんだけど、角館は外人ウケすると言う事なんだろうか?
いずれにしても角館も有名になったもんだと思う。
2004年12月04日
ツールを使ったサイト構築
11/21に、このサイトを全面的にリニューアルしたが、構築の際にxoops(ズープス)というサイト構築ツールを使った。今見ているblogは、MovableTypeというツールを使って作ったもので、xoopsの外枠の中に内包された形で表示している。
前のサイトと比べて、デザインがすっきりして、整理された感じがすると思う。これはツールを使った効果だ。
私は、サイト(ホームページ)を作成する時、HTMLを手書きして作っていたが、普通の人はMicrosoftのFrontPageとか、IBMのHomePageBuilderといったツールを使って作っているだろう。これらは、なんの制約もなく自分の作りたいデザインのサイトを作る事ができるが、デザインのプロでない普通の人が自由にデザインすると、なにか垢抜けないデザインになってしまいがちだった。
一方、blogツールなどを使った場合は、デザインはある程度の制約を受けるものの、万人ウケすると言うか、ハズレのない垢抜けたデザインのサイトに仕上がる。
これは、コンビニの商品陳列と似ている。コンビニの商品陳列はどこのコンビニも似たり寄ったりで個性がないが、おかげでどこのコンビニに入っても希望の商品がどこにあるのか迷う事がない。ツールを使って作ったサイトのデザインは皆似たようなものだが、おかげでナビゲーションで迷う事がない。ナビゲーションに余計な気を使わなくて済むから、文書や、写真といったコンテンツに集中できる。
コンビニと違うのは、やはり個人のサイトという事で、個性を出したいという気持が働くところだ。みんなサイトの配色や、画像を工夫して自分らしい雰囲気を出そうとしている。
一方では標準的に、一方では個性的に。相矛盾する要求がツールに求められるわけだ。
はじめは、標準的なデザインのものが出来て、それを簡単にカスタマイズして好みのサイトにして変えてゆける。そんなツールが理想だが、xoopsは難解すぎた。MovableTypeもいま一つかな。ココログなどのホスティング型のblogサービスの方が、流石に一般の人が使う事を想定しているだけあって、そこら辺はよく出来ているように思う。