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2007年10月12日

久しぶりのお祭りで感じたこと

 私がお祭り期間中に角館に居るのは四年ぶりだった。四年前は半纏を着なかったので今年二十数年ぶりに半纏を着ることになったが、もんぺを履く時「アレ、これどっちが前だっけ?」。

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 しかし、結局半纏を着て歩いたのは夜だけだった。昼間はあまりの暑さに負けて半袖、短パンで出歩いていた。どのみち写真を撮ってばかりでヤマにつかなかったから差し支えなかったのだが、気がついたら三日間通してヤマには一度も触らずに終わってしまった。二十数年ぶりのお祭り参加なので少しはヤマにつきたかったのになんやかんやであっという間にお祭りの三日間は過ぎていった。

 それにしても今年のお祭りは暑かった。九日の最高気温は33度と言うんだから真夏のような陽気だった。ここ数日の冷え込みを考えると、わずか一ヶ月前にそんなに暑かったとは信じられないぐらいだ。

 さて、お祭りのサイトの方の更新も先週には一段落したので、遅ればせながら久しぶりに接したお祭りで感じたことを書いてみようと思う。


■その1.赤色誘導灯ってどうなのよ?
 お祭りで当たり前に目にするようになった赤色のLED誘導灯。やまぶつけなどの時に提灯代わりに使われているのを目にした。もはや見慣れた光景でなんとも感じなくなってしまったかもしれないが、久しぶりにお祭りを見た者の目にはお祭りの風景に馴染まないように感じた。提灯よりも明るいし、扱いやすくて便利だとは思うが、伝統的なお祭りには合わないと思う。
 通常時は腰に挿しておいて、非常の時だけ使うようにしたらいいんじゃないだろうか。例えば、やまぶつけをしている最中、危険な状態になって緊急に止めたい場合だとか、喧嘩を止めさせる場合だとかの非常事態のサインとして使った方がより効果的に使えると思う。


■その2.トイレ事情
 ヤマにずっとついている若衆もそうだが、観光客も外で用を足すことになる。特に今年は暑くて冷たいものを飲むことが多かったからトイレを利用する頻度が高かったのではないだろうか。私も立町近くの駐車場に設置された仮設トイレを利用したのだが、はっきり言ってきれいとは言い難かった。我々が他所に旅行に行った場合もそうだと思うが、トイレが汚い所にはあまりいい印象を持たない。もう少しなんとかならないものだろうか。お祭り期間中だけの仮設トイレだからある程度はやむを得ないが改善できる部分もあると思う。

案1.仮設トイレの男女を分ける
 仮設トイレの数を増やさないと無理かもしれないが、男女のトイレを分けるだけでも随分違うと思う。特に女性はこういった点に敏感だと思うので、女性用のトイレをきちんとケアするべきではないか。

案2.観光客向けに仮設ではないトイレを案内する
 町の要所にある仮設ではない通常のトイレを観光客向けに案内できないものだろうか?
 例えば、武家屋敷の通りの「伝承館」、火除けの「角館分庁舎」、横町の「角館プラザ」、上新町の「商工会」、中町の「郵便局」、下新町の「西宮家」だとかのトイレを観光客が利用可能なトイレとして案内させてもらえないものだろうか? 町の人は長年の経験でそういった箇所を押さえていると思うが観光客は知るはずもない。観光客に案内すれば利用者が増えることになるが、お祭り期間中の清掃費用を当局が持つといったような形で協力頂くことも可能なのではないだろうか。

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■その3.荷物を預かってくれるところがあったら嬉しい
 重たいカメラの三脚を持ち歩いていてそう思ったのだが、手荷物預かり所があったらいいのになぁと思った。ヤマについている若衆も、雨がやんだから雨ガッパを預けたいとか、やまぶつけがはじまるからカメラを預けたいとかいろいろニーズがあるのではないだろうか?
 コインロッカーのレンタルサービスもあるようだ。立町のポケットパークあたりにコインロッカーがあったら嬉しい。

投稿者 taguchi : 2007年10月12日 21:14

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コメント

お晩です。赤色灯は基本的にお祭り安全委員の方が持っている事が多いです。文字通り安全確保の為のものですね。

投稿者 源氏前 : 2007年10月27日 02:28