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2007年08月24日

角館 on Google Earth

 さて、お祭りまであと二週間あまりとなりました。今日、駅の前を通ったんですが、もう置山に人形が上がっていました。
 ネット上でも角館の他のサイトは既にお祭りモードに入りつつあるようです。本サイトも次第にアクセス数が増えてきました。

 しか~し、本サイトは敢えて期待を裏切るかのようにお祭りと関係ない事について書きたいと思います。だって、お祭りと関係ないことは今を逃すと十月まで書けないんだもん。(それに実はお祭りにも関係あるんだよ...)

 今日は「Google Earth」について書きたいと思います。
 皆さんGoogleマップってのはご存知だと思います。ブラウザ上に地図を表示してグリグリ動かすことができるサービスです。Google Earthは地図ではなく写真を表示してグリグリ動かすことができるものです。Googleマップと違ってPCにインストールするタイプのソフトになっています。

 起動するとこんな感じ。

googleEarth0.jpg

 地表をダブルクリックすると拡大するのですが、まるで宇宙から飛来した隕石に乗って見ているかのように地表が近づいてきます。
 拡大していくとこんな感じ。

googleEarth1.jpg
(ところどころに投稿された写真のサムネイルが見えます)

 そして角館上空からどんどん近づくとこのぐらいまで拡大できます。中心の大きな建物は角館プラザです。自動車が判別できますね。


(クリックで拡大)

 Google Earthは地図を表示できませんので、同じ場所の地図をGoogleマップで見てみましょう。以下のようにこちらも家が一軒一軒わかるぐらいまでに拡大できます。


(クリックで拡大)


 さて、ここからがGoogle Earthの真骨頂。
 「建物の3D表示」を選択すると建物がポリゴンで表示されます。そして、これはGoogleマップが逆立ちしてもできない機能なんですが、地表を斜めからバードビューできるのです。それ!


(クリックで拡大)

 奥に見える背の高い建物が角館プラザで、手前の丁字路が郵便局前の丁字路です。もちろん、視点の高さや、角度、方向は自由に動かすことができます。
 そうなんですよねぇ。勘のいい方はもうお気づきと思いますが、これ「運行ムービー」に使ったら面白そうですよね。
 運行ムービーをはじめたのが2004年。そのとき「来年に向けての構想(夢想)」、“5年後には、3次元の町の様子と組み合わせて、バードビューで表示するようなものも出てくるかもしれません(笑)”って書いたんですけど、こんなに早く環境が整うとは思ってもみませんでした。

 こうなってくると運行ムービーは独自の世界に留まっているわけにはいかないようです。今でも運行データは別ファイルに分離するようにしていますが、これを汎用的なデータ形式で保存するようにすればGoogle Earthや、Googleマップにも表示できそうです。そうすると、Google Earthや、Googleマップが持つ機能や、これらにアドインされたサービスと連携することが可能になります。例えば、GPS機能付きの携帯電話のカメラで撮った写真を運行ムービー上に簡単に表示できるようになって、やまぶつけのところにマウスを持っていくとその写真や、動画が表示されたりといったことも可能になるでしょう。

 しかし、実現の敷居はまだ高そうです。Google Earthや、Googleマップはバージョンアップを続けていますし、やりたいことが簡単にできるようにはなっていません。この3Dの世界を曳山が動くにはまだ時間がかかりそうです。
 あぁ、今年の運行ムービーどうしよう...

投稿者 taguchi : 2007年08月24日 22:17

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