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2006年12月21日
昭和四十三年 本町通りさん
久々にエントリーします。
昭和四十三年の本町通りさんの人形場面を蔦谷さんが撮影された写真ですが、看板が折れていて外題が読めません。
看板の最後の文字が「七」と読めるのと、人形が大森彦七とあるので外題は「大森彦七」なんだろうとは思うのですがどうでしょう?
それにしても、 このころは、看板をとらないでやまぶつけをやってたんですな。
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12月29日:追記します。
写真を眺めていたら、舞台の上に折れた看板らしきものがあるのを見つけてしまいました。
看板の右上に縦書きの小さな文字、その下に大きな文字で書いてあるようです。
大きな文字の1文字目は「大」のような気がしますので、「大森彦七」の上に「新歌舞伎十八番の内」と書いているのではないかと。
小さな文字は判読できませんが、一番下の字の「伎」の“にんべん”が見えるような気もします。
「新歌舞伎十八番」か、“の内”を付けて「新歌舞伎十八番の内」の2つの可能性がありますが、蔦谷さんの手がけられた同年代の他の人形の外題は「歌舞伎十八番の内」となっておりますので「新歌舞伎十八番の内」だろうと思います。
というわけで、鑑識の結果、この写真の外題を「新歌舞伎十八番の内 大森彦七」と掲載する事にしたいと思います。
投稿者 taguchi : 2006年12月21日 01:14